医師のご紹介
-
名誉院長高橋 伯夫(たかはし はくお)
- 出身大学
- 京都府立医科大学医学部(昭和47年卒業)
- 専門領域
- 循環器内科(特に、高血圧症)、腎臓内科、臨床検査診断学
- 資格
- 医学博士:認定内科医、循環器専門医、高血圧専門医・指導医、腎臓専門医・指導医、内分泌代謝専門医・指導医、臨床検査専門医・指導医、公認スポーツドクター、インフェクション・コントロールドクター(ICD)、関西医科大学名誉教授
- 所属学会
- 日本循環器学会、日本高血圧学会、日本心血管内分泌学会、日本脈管学会、日本臨床検査医学会、高血圧関連疾患モデル学会、日本リハビリテーション医学会
- 主な経歴
- 京都府立医科大学第二内科学研修医、米国カンサス大学留学、関西医科大学教授、同附属病院副院長、同附属滝井病院病院長、幸生会琵琶湖中央病院長を経て、現職
受診される方へのメッセージ
循環器内科が専門ですが、リハビリテーションにも興味があり勉強中でございます。
厚生労働省が推進している地域包括ケアシステムの中核をなすのが「在宅医療」であろうと思われます。
「在宅医療」の定義は明らかではありませんが、「医療機関以外でなされる医療」のすべてを指すものと解釈できます。
地域の中核病院で急性期を過ごし、その後、回復期病棟あるいは療養病棟を経た患者さんを自宅や老人ホームに迎えて、住み慣れた地域で医療機関内と遜色のない手厚い医療を提供することが患者さんのQOLを維持するために大事なことと考えられます。
当院は、そのような患者さんの急変時の受け入れや、ご家庭での事情に合わせてレスパイト入院などにも対応している在宅医療をサポートする病院でもございます。
高齢者が急増していて、一定のレベル以上の在宅医療が求められている現状にも関わらず、対応できる医療資源が限られている中で当院は一定の役割を演じられるよう、今後も鋭意、努力してまいりますので、何卒、よろしくお願い致します。 -
病院長有村 哲朗(ありむら てつろう)
- 出身大学
- 滋賀医科大学(昭和59年卒)
- 専門領域
- 透析一般、腎臓内科、糖尿病内科、総合内科
- 資格
- 医学博士、日本透析医学会専門医・指導医、日本プライマリ・ケア連合学会認定医、日本医師会認定産業医
- 所属学会
- 日本内科学会、日本透析医学会、日本透析医会、日本糖尿病学会、日本腎臓学会、日本プライマリ・ケア連合学会、日本臨床栄養代謝学会
- 主な経歴
- 滋賀医科大学旧第3内科研修医、市立池田病院内科医員、JCHO滋賀病院副院長、滋賀医科大学臨床教授を経て現職、琵琶湖透析医会(日本透析医会滋賀県支部)支部長併任
受診される方へのメッセージ
この度、高橋名誉院長の後任の大役を仰せつかりました、有村と申します。長らく、JCHO滋賀病院にて、腎センター長、内科統括部長、栄養サポートチーム、更には副院長として地域医療、地域包括ケアシステムの構築に邁進してまいりました。
琵琶湖養育院病院は訪問リハビリステーション、短時間デイケアセンターを有する華頂会グループの一員です。華頂会グループには、介護老人保健施設レーク・ホロニーや介護老人福祉施設福寿荘、華頂会訪問看護ステーションに3つのグループホーム、更には華頂看護専門学校や華頂社会福祉専門学校などがあり、人材育成も含め、高齢者医療に必要な施設は全て揃っています。このグループメリットを最大限活かし、大津・湖南地域の地域医療に貢献したいと思っています。
厚労省は昨今、「2040年問題」を全面に打ち出しております。すなわち、2040年には65歳以上の高齢者が3人に1人になる高齢化は進行するし、それとともに人口も減少してくることが想定されており、医療と介護の連携策が課題と位置付けられています。当院もこれまで培った、多職種との顔の見える連携を更に勧めて行く所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。 -
副院長重松 忠(しげまつ ただし)
受診される方へのメッセージ
御挨拶
2025年4月から副院長として赴任いたしました
一言御挨拶を申し上げます
2025年3月までは済生会滋賀県病院に35年勤務しておりました
消化器内科が専門で 悪性腫瘍の抗がん剤治療 消化器内視鏡検査 栄養管理を専門に勤めておりました
赴任いたしまして 私の役割は消化器疾患の診療の充実であります
特に大好きな 消化器内視鏡診断を拡充し 健診内視検査や消化管急性疾患の診療を充実させたいと思います。
内視鏡検査の感染管理は従来から酢酸洗浄を用いて 履歴管理を行っております。さらに赴任してから フジノン社製の最新の拡大内視鏡やwater jet装置などを整備していただきました。
また療養型病院ですので多くの低栄養患者様が入院されています。
済生会病院では栄養管理チームの責任者も兼務しておりましたので 適切な栄養管理に努めたいと思います。
私は長らくがん患者様の診療をしてまいりました。がん患者様の経口摂取低下が著しい場合、疼痛管理に難渋している患者さんの診療にも対応したいと考えています。
養育院病院の名称について
養育院とは 明治の初め、首都東京の困窮者、病者、孤児、老人、障害者の為に設立された保護施設の名称です。その後 「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一先生が施設を拡充し 精神病、ハンセン氏病、結核などの対策・研究に取り組まれ、福祉事業の原点ともなる施設でありました。
この華頂会グループは渋沢栄一先生の理念に基ずく医療・看護・介護・福祉の施設であります。
我が国における高齢化の現状は厳しく、65歳以上人口は、昭和25年には総人口の5%でしたが、令和5年には29.1%に達しています。いっぽう15~64歳人口は、平成7年に8,716万人でピークを迎え、その後減少に転じ、令和5年には7,395万人と、総人口の59.5%まで低下しています。
さらに 昭和25年には65歳以上の者1人に対して現役世代(15~64歳の者)12.1人がいましたが、令和5年には2.0人になっています。今後、高齢化率は上昇し、現役世代の割合は低下する事が予測されます。このような社会背景で 医療看護介護福祉の必要度はさらに増し、当院の役割は大きいと考えられます。
今後、生活困難となる御高齢の方や介護されている御家族の方に 適切で温かい医療看護介護福祉の提供が出来るよう、渋沢栄一先生の理念を踏襲し努力してまいります。
最後に 趣味はゴルフ、スキーです。年を取ってどちらも下手になりましたが、頑張っています。機会があればお付き合いお願いします。 -
副院長橋倉 博樹(はしくら ひろき)
- 出身大学
- 京都府立医科大学
- 専門領域
- 呼吸器内科一般
受診される方へのメッセージ
令和5年4月より入職致しました。滋賀県では、急性期病院で25年間、呼吸器内科を専門に診療に従事していました。当院では、呼吸器領域の慢性疾患(気管支喘息や、慢性閉塞性肺疾患など)を中心に、地域医療に貢献できるように努力してまいります。また、当院では健診にも注力しており、肺癌検診の2次読影やCTでの検査を行い、専門病院での精密検査、治療が必要な方については、適切な医療機関への紹介など、連携して診療を行っています。
-
楠川 順也(くすかわ じゅんや)
- 出身大学
- 大阪医科大学(昭和56年卒業)
- 専門領域
- 循環器内科(虚血性心疾患)、特にラジオアイソトープによる心筋虚血・代謝・交感神経活性の評価およびアミロイドーシス・サルコイドーシスなどの心筋疾患の診断
- 資格
- 医学博士、認定内科医、総合内科専門医、循環器専門医
- 主な経歴
- 大阪医大第3内科研修医、天理よろづ相談所病院シニアレジデント、大津日赤病院循環器科、滋賀医科大学第一内科、草津総合病院(現淡海医療センタ―)淡海ふれあい病院を経て、現職
受診される方へのメッセージ
令和5年4月より入職いたしました。琵琶湖の近くに立地して春は桜、夏は花火と季節を身近に感じられる病院で主に入院患者さんの治療を担当させていただいています。ご自分の意志を伝えにくい患者さんの意志を汲み取り、患者さんの天命に従い、安寧に天命を全うしていただけるよう日々診療・研鑽を続けております。これからどうぞよろしくお願いします。